大学生のためのJapan Presenter Program。留学とは違う、効果あり



Japan Presenter Programとは

●1年間、日本人のいない町の


  その国の教育事情、語学、生活習慣、そういったものは短期間では学ぶことはできません。
  少しでも長く滞在することで、多くのことが見えてきます。

  また、日本人がいるとついその人に頼ってしまいます。自分が唯一の日本人であることで、
  自分の力で何かを得ようと努力します。

●現地の学校で日本を伝え

  小中高校でPresenterとして、日本文化・日本語を生徒に伝えていきます。
  また、授業以外では学校運営のボランティアとして先生方のサポートなどに当たります。

●コミュニティーの一員として生活する

  生活の基盤は学校関係者のお宅でのホームステイ。その国の習慣を肌で感じることができます。
  時には地域のイベントに参加したり団体に招かれて出張日本文化紹介。
  地域の一因として生活していきます。


留学とは違う、効果とは

●国際人として、社会人として必要不可欠な力


  日本のことを知らない生徒たちに日本を紹介するには、授業の準備をしっかりすることです。
  そこには、興味を引くための企画力、効果的に伝えるためのプレゼンテーション能力が必要です。

  欧米の子供たちは、小さいころから人に何かを伝えていく能力を学校の授業を通じて鍛えていきます。
  そういったプロセスを見ることで、どうやってそういった力をつけていくのかを学ぶことができます。

  そういう意味で、長期間というこの研修を通じて、日本での机上の学習とは違う、五感を使って企画力、
  プレゼンテーション能力を身につけていくことができます。


●英語力〜伝えたいことがあるから、身につく〜

  英語を勉強することはとても大事なことです。

  でも、英語身につく一番の条件は「外国語で伝えたいことがある」こと。

  日本文化という、伝えたいことがあるから、それに必要な英語を学んでいく。練習する。
  生徒たちの質問に答えられるように耳を鍛えていく。

  最初のうちは不安で、授業ごとに緊張する。
  また、自分が言った英語が誤解されてしまうことで冷や汗の連続。
  でも、冷や汗の分だけ成長する。これは、日本人がいない、自分が頼りの環境だからできることです。


●かけがえのない、出会い・学び

  このプログラムで出会った人たちとは、一生涯の仲間。プログラムが終わってからも、連絡を取り合い、
  刺激しあい、新たな学びを得ることができる、ほかの人にはない大切な人脈になることでしょう。

  また、「日本」的なものと「○○国」的な思考・習慣・文化を学びます。
  それは、学生たちにとって社会人になってからの貴重なデータベースになり、彼らのアイデアに深みが
  増すことでしょう。



さらに、学校の先生を目指す学生への、効果

●一足早い、1シーズンの教師経験

  日本の学校の教育実習は3〜5週間。それにプラス、海外での教育現場での経験。
  これは、将来受け持つ生徒たちにとっても、夢を与えられる魅力。


●世界の教育を肌で感じ、幅広い視野を

  国が違うと、教育の仕方も違ってきます。その一つ一つは驚きに値します。
  現地の教育から、自己の教師人生にとって有効なメソッドを吸収する。
  そして、実際に今日強いなったときに日本流に流用できれば、
  幅広い見識を持った日本の若者を育てる源になるはずです。


●英語教員になりたい学生へ

  まもなく英語で英語の授業するときがやってきます。
  来るべき時に備え、今こそその経験を日本文化・日本語の授業で
  実践するとき。この機会は大変貴重なものになるはずです。
  また、外国語としての日本語教育を学ぶことで、
  外国語としての英語をどう教えていくかのヒントも得られます。
  特に現地の人が教えている姿、メソッドは何かを与えてくれます。



最後に、将来留学を検討中の学生へ

●このプログラムを、そのスタートに


  私たちは留学に反対しているわけではありません。
  将来更なる学問の追求の為、さらには将来の日本の未来の学者を
  目指す方をぜひ応援させていただきたいのです。
  
  このプログラムを通じて、現地の学生に触れ、そのキャリアプランを目にすることで、
  どうすれば現地の大学への留学が可能になるかを肌で感じることができます。
  そうすることで、次への目標と行動方針が見つかるはずです。

  いつかは留学したいけど、今はその力がない。 TOEFLも現状では厳しい。
  そんな方に参加していただき、現地の学生に触れて、新たなエネルギーを得ていただきたい。
  これは、何でもできる20台だからこそできることです。

  iiPでは、このような学生たちをぜひ応援させていただきたいと思います。



体験談
〜参加者からの生の声〜
松田 慎吾さん
研修国:アメリカ
     近江 竜也さん
研修国:アメリカ

自分の英語は確実に上達しているなと、最近やっと感じられるようになりました。初めの半年間は、自分から話せても相手の英語が聞き取れない 状態が続いてイライラしましたが、最近耳が開いて来た様な感じがします。もう開き直るようにしたんです。

「耳が開いてきた」という感覚を覚えたのは半年を過ぎてからです。それまではその場の状況や話し相手の表情を見て、半分以上推測で会話して ました。でも耳が慣れてくると会話の中で拾える言葉が増えてきて、確実にキャッチボールが出来るようになってきました。ほとんど英会話のレベルがゼロに等しかった僕にとっては大きな進歩です。

この活動で多くの経験が出来ましたし、新たな目標もできました。アメリカは日本と違って勉強したい人に勇気をくれますね!!とにかく日本に帰ったら三年後、アメリカの大学に行くつもりです。そしていつかアメリカで日本語教師になります。

思い返せば1年前、全く英語も分からない状態にも関わらず生徒が仲良くしてくれてとても嬉しかったのが、つい昨日のように思い出せます。1年で少しは英語が伸びたかなと思います。

生徒と本当に仲良くなれて、生徒以外でも友達もでき、慣れてきた頃に帰国しなければいけないのが残念でしたが、1年だけですけど、5年・10年ぐらいの経験をすることができたと思います。本当に最高の1年間でした。

帰国前に学校に行き、生徒に会うことができたのですが、その時に生徒が抱きついてきて、自分のことを放そうとしませんでした。 自分も放したくなかったです。その時の生徒の温もりが今でも残っていて、それを思い出すと、寂しくなってしまします。

一時期は英語だけの生活がしんどい時もありましたが、今は英語が話したくて仕方がないのがとても不思議です。









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